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正式にその日が決まり次第、早めに準備にとりかかりましょう。

住居関係

■ アパートメント・借家の解約
転勤・海外赴任先の持ち家の場合は売却処分、借家は賃貸解約の手続を行いましょう。解約・契約時の書類はコピーをとるなどして、帰国後も保管しておく必要があります。前もって契約書の解約通告時期を確認します。
明け渡し検査立ち会いの後、鍵を返却する際には受取書(RECEIPT)を必ずもらっておきます。敷金の精算が帰国の日程に間に合わない場合は、代理人に依頼しておきましょう。

■ 住居の準備
自宅を貸している場合や留守宅清掃管理をお願いしている場合は、早めに通知します。トランクルームも同様。定期借家でお貸しの場合、期限が到来する迄は仮住まいとなります。新しく賃貸契約をする場合は当社にご相談ください。 下記のような仮住まいもご紹介いたします。

■ 原状回復と自然損耗
転勤・海外赴任中に賃貸しておいた持ち家について、借主によって、家の使い方は千差万別なために「汚されてしまった」と思われるかもしれません。
“損耗”の程度は「原状回復」と「自然損耗」の違いがあり、「原状回復」とは「借主が、貸主に対して無断で部屋の模様替え等を行った場合に、これを元の状態(原状)にもどす」ということです。この場合については借主に対して修繕請求できます。
これに対して経年劣化による損耗を「自然損耗」といい「原状回復」の対象にはなりません。つまり数年の賃貸後に返還されたときには貸した時点の状態ではなく、経年劣化を含む状態になります。たとえば借主の不注意により畳にタバコの焼け跡を残してしまった場合は、原状回復の対象になりますが、日焼けによる変色や日常生活でついてしまう軽微な傷などは原状回復の対象にはなりません。
当社は原状回復について「原状回復にかかるガイドライン・(国土交通省監修)」並びに「東京都における住宅の賃貸借に係る紛争の防止に関する条例・東京都条例第95号」に基づき判断しております。

■ 入居前のリフォーム
数年の賃貸を経た我が家にそのまま入居するのはちょっと、と思われる方には、若干のリフォーム(畳を替える・カーペットのクリーニング・ペンキの塗り替え)をするだけでも気分が違います。当社は賃貸管理業務を通じて小修繕から大規模改修に至るまで、数多くの施工会社や設備会社と業務提携を行っています。オーナー様のリフォームニーズに合わせて適切な施工会社をご紹介して、安心リフォームのお手伝いをサポートいたします。

役所や生活関連会社への手続き

外国人登録の抹消手続は国によって手続の内容が異なりますので、日本大使館・領事館に問い合わせます。着任時に届けた在留抹消の手続も行いましょう。出国許可の申請も同様です。
現地銀行口座は預金残高を確認し、帰国後も支払いや入金が続く場合に備えて、住所だけを勤務先に変更して、しばらくそのままにしておく方が便利です。外国で取得した国際クレジット・カードは日本で新たに手続をしましょう。
住居明け渡し当日まで使えるように電気・ガス・水道等生活関連会社への連絡をしましょう。帰任後も郵便物は前の住所に届いてしまいますので、勤務先か友人宅を転送先に指定して転送手続をしておきましょう。

送る引越荷物の選択

帰国後の生活ですぐに必要となるものから優先順位をつけて仕分をしましょう。全部持ち帰れば仕分の手間ははぶけますが、輸送費がかさみ、場合によっては通関で多額の税金がかかることも考えておかなければなりません。会社などが決める規定量、または支給される帰国手当なども考慮しておく必要があります。

引越荷物の準備

荷物が日本に届いてから自宅に配送される日を逆算して、面倒がらずに少しずつ準備をしていきましょう。 引越の際には荷物の整理のほかにさまざまな事務手続が必要になります。そういった煩雑な手間を考えると、現地の業者よりできれば当地に代理店がある日本の業者に依頼したほうが安心できます。企業と契約している業者がある場合はすべて任せることができますが、自分で業者を選定する場合は、先輩・同僚、あるいは任地の友人などの意見や情報を参考にするとよいでしょう。
・通関に必要な書類…パスポート/別送品申告書/船荷証券/パッキングリスト/領収書(海外で購入した新品のもの)など

挨拶状の発送

現地の友人・知人、日本の友人・知人・親戚に、帰国日(引越し)が決まり次第お知らせしましょう。また、会社関係の挨拶状も忘れずに!

帰国(引越し)後の手続き

役所では住民登録・住民票・印鑑登録証など。仮住まいの場合でも、帰国後14日以内にすませましょう。電気・ガス・水道等生活関連会社への連絡が必要です。

子どもの教育と学校

国内の転校だけでも、馴染みのない学校はストレスがあるものです。それが海外から帰国となると、子どもたちの受ける“カルチャー・ショック”には想像以上のものがあります。普段から、帰国したときのことを頭において子どもを教育しておく必要があります。
帰国後いきなり通学となると、子どもたちは急激な環境の変化に対応できず拒絶反応を起こしがちなので、最低限日本の生活になじむ余裕を与えるためにも、学校の学期休みの直前ぐらいに帰国したいものです。特に子どもが低学年の場合、編入・入学の時期にあわせて十分にゆとりを持って帰国の時期を決めたほうがよいでしょう。
学力面で不安のある場合、また海外での生活が長すぎて日本の学校では馴染みにくいという場合には、海外帰国子女に対して特別な受け入れ枠や受け入れ体制を持つ学校を選ぶという考えもひとつです。ただしそのような学校はまだまだ多くないので、引越しを余儀なくしなくてはならない場合があります。

その他にも備えておくと便利な事

健康診断
海外赴任生活はストレスが溜まったり、食生活も高脂肪になりがちです。帰国後には出来るだけ早い時期に健康診断の受診をおすすめします。

お金
海外赴任先の通貨を用意する必要があります。国際キャッシュカードなら日本の銀行口座から必要な現金を、現地通貨で引き出せて便利です。

ペット
ペットは、通常の手荷物と同様飛行機内に持ち込む方法と預ける方法、貨物として運送する方法の3つがあり、海外の場合はいずれの場合でも輸出検疫・通関が必要です。また海外から犬または猫を日本に持ち込む場合は、狂犬病とレプトスピラ症(犬のみ)の検疫のため、一定期間の係留検査を受ける必要があります。(http://www.maff.go.jp/aqs/

交通手段の確認
スムーズな移動のために、空港から目的地までの交通手段を前もって確認しておきましょう。

おみやげ
誰に何を買うかリスト・アップして、早めに買い物を済ませておきましょう。輸入規制品にはご注意を。

転勤時のお役立ち情報

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