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[ T’act 11号掲載 ]
コロナ禍で求められる設備って何?

入居者ニーズの高い設備を導入することで、高額な費用がかかる
リフォームやリノベーションを行うことなく、物件の価値を高められるようになります。
全国賃貸住宅新聞社が発表した「人気設備ランキング(※1)」の中から、
特に人気の設備5つをピックアップし、ご紹介します。

※1 「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる人気設備ランキング」2020年10月19日号

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  • インターネット無料

    単身者向けとファミリー向けの双方で1位を獲得!
    スマートフォン、タブレット、パソコンなど、今ではインターネットにアクセスする通信機器は「一人一台以上」持っている時代です。特にスマートフォンの普及率は全世帯の83.4%(※2)と高く、自宅のWi-Fi設備などを含めたインターネット環境の充実は必須となっています。
    そういった状況に加え、コロナ禍が自宅におけるインターネット環境の整備を突きつけたことは言うまでもありません。国は以前からテレワークを推奨していましたが、その実施率は20.2%(※2)に留まっていました。ところが昨年4月の緊急事態宣言を機に、中小・零細企業にまでテレワークの普及が進んだ結果、東京都では49.1%(※3)まで増えています。インターネット環境の有無が私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。
    しかし、毎月数千円の通信料がかかるスマートフォンに加え、自宅のインターネット代を支払うとなると、ご入居者の経済的負担は小さくありません。節約という観点からもインターネット無料を求める声は高まっています。とはいえ、自宅の通信速度が遅くては、Web会議ができずに仕事にならないという声もあがっており、通信速度や回線の安定感を求める声にも応える必要があるでしょう。

    ※2 総務省「令和元年通信利用動向調査」※3 パーソル総合研究所「新型コロナによるテレワークへの影響について、全国2万人規模の緊急調査結果」

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    入居者はスマートフォンとインターネット代の二重払いに苦しんでいる

  • 宅配ボックス

    非対面受け取りの要請に応える!
    コロナ禍で「段ボール」ゴミが増えたというニュースを耳にすることも多いと思います。在宅時間が増える中で、多くの人がネットショップを利用し日用品や食料品を購入した結果です。
    このような状況下で、たくさんの荷物と共に疲弊した配達員の姿を目にした方も多いでしょう。国土交通省によると、2019年度の宅配便取扱個数は43億2349万個で、過去最高を記録しました。一方、再配達の数も比例して増え、配達員の疲弊と燃料代の増加による環境悪化が社会問題になっているのは周知のとおりです。
    将来的には再配達が有料化される計画もあるため、入居者に利便性を提供するだけでなく、社会的な要請に応えられる設備として、宅配ボックスは注目を集めています。
    ちなみに、宅配ボックスの代替設備として、「置き配」サービスを利用する人も増えています。玄関前に置き配用のバッグを設置すれば、そこに荷物を入れてもらえるというものです。

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    「非対面」で受け取れることも入居者の満足度に!

浴室換気乾燥機(室内物干し)

女性から圧倒的支持を集める!
一人暮らしの女性社会人の82.3%が「満足している」と答える、驚異的な人気設備があります。それが「浴室換気乾燥機」です。室内物干しに関しても全体の62.9%が満足していると回答しており、それだけ洗濯物を外に干すことに対する抵抗があることが伺えます(※4)。また、防犯面での様々な効果に加えて、花粉やウイルス対策などの効果も室内干しが人気の理由の一つです。
しかしながら、浴室の工事が必要になる浴室換気乾燥機は、導入に際しハードルが高いと思います。同様の効果が見込める室内物干しは、簡単に後付けできるだけでなく、ホームセンターなどでも購入でき、低コストでの導入が可能でオススメです(※5)。

※4 リクルート住まいカンパニー「2018年度 賃貸契約者動向調査(SUUMO)」
※5 設置の場合は下地材をご確認ください。設置位置はご相談ください。

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    写真提供:マックス株式会社「BS-132EHA/133EHA」
    浴室換気乾燥機:乾燥だけでなく暖房機能が付いているタイプも!

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    写真提供:株式会社川口技研「室内用ホスクリーン昇降式」
    後付け可能な室内物干し花粉症対策にも◎!低コストで設置可

  • 防犯カメラ

    犯罪抑止効果で安心感◎!
    近年、ストーカー被害や訪問販売詐欺など自宅で発生する犯罪報道を目にする機会が増え、防犯意識は大きな高まりを見せています。防犯カメラは、犯人逮捕の決め手となるだけでなく、付いてること自体が犯罪を抑止する効果があり、ご入居者から人気の設備です。
    オーナー様にとっても、賃貸住宅で犯罪が発生すると資産価値に影響を及ぼす恐れがあるため、建物の競争力を維持するためにも必要な設備と言えるでしょう。

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    エントランスだけでなく駐輪場やゴミ置き場にも!

  • 遮音性の高い窓

    騒音対策として効果テキメン!
    コロナ禍において、多くの時間を自宅で過ごす人が増え、これまで気にならなかった生活音による騒音問題が顕著化してきました。警視庁によると、昨年4月、騒音についての通報件数が1万7000件に上り、前年同月比38%増となったことが分かりました。
    子供の泣き声や室内での運動で発生する音など近隣からの音の多くは、窓から入ってくると言われています。遮音性の高い窓は、室内側にインナーサッシを取り付けることでも実現できます。

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    圏外から初めてランクイン。多くの人が騒音に悩んでいる

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